広東グルメ紀行

まずは自分が三年間過ごした広州市より、ここで紹介する物は迷いなくこの一品です。

中国大酒店ホテル『四季廳』のマンゴープリン

中国国内はおろか、日本も含めて自分が食べてきたマンゴープリンの中で最高の一品。自分が
マンゴープリンを頼むときというのは、常にこの一品の幻想を追い求めていると言っても過言じゃ
ありません（そして未だ、この味に近いと思えた物さえ皆無）
プリンの味は濃厚でありながら後味は爽やか、そして中には細かくカットされたマンゴーの果肉も
大量に入っており（写真で表面の色が少し違って見える部分が果肉です）、これの味もまた美味。
そして底に敷かれたアーモンドソースは単品でスプーンで味わってアクセントとしても良し、プリン
本体と絡めて良しです。広州からの帰任前日、最後の一皿がこれだったことは言うまでもありませ
ん…て言うか、こいつを食べるためだけにもう一度広州に行きたいくらいです。

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オマケ：同じ店で食べた豆腐とトマトのスープ、これもまた美味でしたが、途中でメニューから消え
ました。正直、なんでこれを消すのかと問い詰めたかった…

広州駐在中幾度となく訪れた香港、もっとも観光は２回ほどで行き尽くし、残りは午前中の電車
で出かけて昼飯食ってヤングジャンプやらスーパージャンプやら買いこんで、あとはデパートの
地下で日本のお菓子とカップ麺少し買って夕方の電車で帰るだけでしたが。

それはさておきやっぱり広州と比べて美味しい物の多かった香港、その中で個人的１位はこの
一品です。

ペニンシュラホテルのアフタヌーンティー

…『一品』じゃないだろというツッコミがあるかもしれませんが、とりあえず黙殺いたします。
とりあえず中身についてですが（記憶かなり曖昧）

上段：チョコレートケーキ、ブルーベリーケーキ、チョコレートなど
中段：胡瓜のサンドイッチ、スモークサーモンのサンドイッチ、ミートパイなど
下段：スコーン２つ
手前：スコーン用のいちごジャムとクロテッドクリーム

正直、これを一人で食べるのはかなり勇気が要りました。できることなら誰かが遊びに来た
時にと思っていたのですが、皆さん来てくれないので（ちょっと愚痴）二時間近くＤＳで逆転裁
判なんぞをやりながら並んで待って食べました。なんか微妙に、ウェイターさんの視線が生
暖かったです

しかし有名なだけあり味はかなり素晴らしかったです。特にスコーンの味が最高！焼き立て
のスコーンは口に入れるとまるで溶けるように消えて行きます。正直、これまで食べたことの
あるスコーンが偽物なのか、それともここで食べたそれがスコーンの名を借りた何か別の存
在なのかと考えないと説明がつきません。ちなみに付け合わせはジャムよりクロテッドクリー
ムの方がオススメ。

ペニンシュラホテル香港の公式サイト（日本語）

ダイニング→ザ・ロビー→詳細で、上の写真よりだいぶ写りのいいアフターヌーンティーの写
真が見れます。ちなみに安い部屋でも一泊五万円くらいするので、泊まるなんてとてもとても…

そして最後はアジア最大のギャンブルの街、マカオ。個人的に賭博はしないのですがそれでも
美味しいものを食べたり、マカオタワーに上ったり、高いところが怖くない人はタワーの頂上で
スカイウォークやらバンジージャンプを楽しんだり（自分にはムリ）と色々楽しめます。

そんなマカオで個人的に最高だった一品がこちら。

佛笑楼大餐廳
ガルーパの切り身、トマト・オニオン・ポテト煮込み

旧宗主国だったポルトガルの色合いを色濃く残すマカオの料理。ガルーパというのはハタの仲
間です。中華料理は川魚が中心なので（鱸なんかその代表例）海の魚は日本料理屋で食べる
鯖やら秋刀魚やらしかありません（秋刀魚は中国人も食べるっぽいですが調理方法は基本的
に日本と同じ塩焼き）。なので普段と違う海魚の料理というだけでも日本人の身には嬉しい感じ。
味付けも少しトマトの酸味が利いた優しい味わいなので日本で売ってもたぶん確実に、普通に
売れます。

　
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同じお店で同時に注文した甘口のポルトガルワイン（銘柄失念）と海老のスープ。日本のガイド
ブックにも載っているお店なのでどちらも美味。

ちなみに日本では今一つ馴染みの薄いマカオ料理ですが他にどんなのがあるかと言うと

アフリカンチキン とか ハトのロースト とか カリークラブ それに エッグタルト なんかがあります。
※リンクはそれぞれグーグルの画像検索につながっています。
なお、上記の中でカリークラブだけは未経験。さすがに一人で蟹食べる気はしない…（元々カニ
料理自体あまり好きじゃないですし）

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オマケ：上記レストラン近くの雰囲気。昔の面影を色濃く残すレストラン街です。このあたりの景
色はマカオの中でもとくに好きなものです。

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