しかし、俺の願いも空しく奴と鉢合わせたのは俺達が最初だったようだ・・・。
ジェイド「・・・先制攻撃・・・いくか？。」
ホーク「だな。」
先制攻撃で精神的に優位に立っておかないと結構辛い戦いになるだろう・・・。
それに、時間がたてば他のハンターも来るしな。
ホーク「いきなり必殺技で行くか？」
ジェイド「長期戦になれば、不利になるぞ？」
ホーク「その時は、他のハンターにまかせればいい！」
ジェイド「なるほど。」
俺は、空高くジャンプした。
剣を振りかぶり雷と疾風をまとわせる！
ホーク「疾風！雷撃！斬！」
俺が剣を振り下ろすと疾風が走り奴の体を固定、切り刻む。
そこへ雷が走っていき痺れさせる。
そして、俺の斬撃！
奴に有効なダメージを当てることができたらしい。
ジェイド「アーム・ミサイル！」
左腕に付いているミサイルとかいうものを発射する。
ミサイルとかいうものは、奴にあたると爆発した。
・・・あれは、どういう仕組みなんだろう？
俺は、続けて攻撃をすることにした。
ホーク「ソード・クロス！」
・・・まぁ、平たくいうと十文字切りってことだな。
俺は即効で間合いを広げた。
と、いうのはジェイドの攻撃に巻き込まれないようにするためだ。
ジェイド「フレアショット！」
ジェイドの目から光線が放たれた。
この、光線・・・なんだかよく解らないんだけど強いな・・・。
奴は苦しみながら暴れている。
ホーク「効いているぞ！」
ジェイド「待て！何か・・・変じゃないか？」
ホーク「変・・・って何がだ？」
ジェイド「奴の動きだ・・・俺達の周りをまわってないか？」
ジェイドの言った通り奴は俺達の周りをまわっている。
ホーク「しまった！これじゃぁ、逃げれない！！！」
ジェイド「それだけじゃない。他のハンター達の救援も無くなった。」
ホーク「くっ！」
これで、俺達は奴を倒さねばならなくなった・・・と、いう訳か。
ジェイド「くるぞ！」
ホーク「わかってる！！！」
奴の攻撃に合わせて俺はカウンターを見舞った。
皮膚には傷一つつかない・・・。
ホーク「やはり、通常攻撃では駄目か・・・。」
一気に仕掛けるか・・・それとも・・・。
ホーク「外側に他の同業者は来てないか？」
ジェイド「・・・・いるようだが、奴の攻撃でひるんでいるな・・・。」
奴の攻撃・・・つまり触手だが・・・は外側にもできるのか。
俺達にさっきから攻撃しているのは髭のような触手だ。
・・・あれを切り落とせば勝てるかもしれん！
ホーク「ジェイド！奴の『髭』を切りをとすぞ！」
ジェイド「わかった！」
俺は、奴が攻撃してきたと同時に後ろに飛びのき『髭』に切りかかった！
髭に切り込みを入れたものの両断することはできなかった。
ホーク「いけるぞ！」
ジェイド「そうだな。」
俺の攻撃で奴の髭を1つ切り落とした。
これで、あと１つ！
ジェイド「レーザーサーベル！」
これは、ジェイドの右手首の辺りにある武器で光る剣のような物だとジェイドは
言っていた。
ジェイドの攻撃で奴の髭は2本とも切り落とすことに成功した。
奴は痛みからか、狂ったように暴れまわりだした。
ホーク「とどめだ！ジェイド！」
ジェイド「・・・。」
ジェイドは特に何も言わなかったが、ちゃんとやる事はやってくれている。
ジェイドは体が変な形になり、大きな筒上のものになった。
たしか・・・変形・・・・とか、言ってたよな・・・？
名前は、ジェイドキャノンというらしい・・・？
俺はそれを両手で抱えるように持ってかまえた。
構えかたはジェイドから教わったのだが、穴のあいている方を敵に向ける。
ジェイド「標準セット！いいぞ！ホーク！」
ホーク「ジェイドキャノン！発射！」
俺は、トリガーとかいうのを引いた。
威力は、奴の体に大穴を開けるほど。
だた、この後はジェイドは疲れて動きたくないらしい。
初めて撃ったがすごいな・・これは。
勝ったんだし帰るか・・・。
だが、この時俺達は鋼鉄の兵士が俺達を見ていた事に気づいていなかった・・
・。
つづく